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原爆文学研究16

原爆文学研究16
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著者： 原爆文学研究会　編集

商品コード： 9784865611212

サイズ： 21.0㎝×14.8㎝×1.0㎝

ページ数： 169

発売日： 12月23日

通常価格(税込)： 1,222 円

販売価格(税込)： 1,222 円

ポイント： 11 Pt
関連カテゴリ： 評論・文学研究・作家研究

今号には四本の自由投稿論文、二つの特集、詩を掲載しています。特集「「原爆文学」再読5―林京子「再びルイへ。」」は、今年九月に開催した研究会での議論を誌面化したものです。また、特集「四國五郎―表現と運動の軌跡―」は、今年一二月に刊行された四國五郎『わが青春の記録』(全二巻、解説有光健・川口隆行・四國光、三人社)の刊行に合わせて企画しました。
二〇一七年は、北朝鮮の核開発問題や、ICAN(International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)のノーベル平和賞受賞があり、現代世界において核がいまなお喫緊の課題であることを認識させられました。本年は、原爆文学研究会にとって節目の年でした。
川口隆行編『〈原爆〉を読む文化事典』(青弓社)の発行九月に開催した韓国・大邱での国際ワークショップ。一国史的な記述を越えて歴史や文化を見つめ直すという問題意識は、これまでも本研究会で共有されてきました。韓国での国際ワークショップの開催は、その問題意識をより実りあるものにしていくための大きな一歩になると期待されます。

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