ディベート教育の展望

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著者: 井上奈良彦 (著, 編集), 上條 純恵 (著), 亀井 克朗 (著), 諏訪 昭宏 (著, 編集), 筧 一彦 (著), 山形 伸二 (著), 加地 良光 (著), 蓮見 二郎 (著, 編集)

商品コード 978-4865610437

サイズ 21 x 14.8 x 2.5 cm

ページ数 182

発売日 2015/9/29

通常価格(税込)1,650

販売価格(税込)1,650

ポイント: 15 Pt
関連カテゴリ学術書 テキスト

本書は日本、台湾、韓国における日本語ディベートの教育実践活動の成果を中心に、その実態と今後の可能性を探る目的で編纂された。
きっかけの一つは、台湾における大学生の日本語ディベート大会の開催に遡る。2006 年ごろから、縁があって井上が台湾を訪問した際に講演やディベート講座を担当したり、九州大学のディベートクラブが台湾の大学等を訪問して交歓ディベートなどを行ったりしてきた。その後、2012 年夏に台湾と韓国から学生教員を九州大学に招き、「国際日本語ディベート講座」を開催した。その際、最初の研究会として、各国でディベート指導をしている5名(井上、加地、上條、亀井、諏訪)が「国際日本語ディベート講座シンポジウム」として「国際日本語ディベート大会の可能性」について話し合い、同時に台湾や韓国におけるディベート大会の開催経緯などを共有した。(本書第9章に収録)
翌2013 年夏には、講演1件・研究発表5件を含む「国際日本語ディベート研究会」を開催した。前年同様、同時に国際日本語ディベート講座を開催し、台湾、韓国、日本の学生教員が参加し、講義、模擬ディベート、受講者によるディベート大会を行った。
2014 年度は、講座・大会は夏に合宿形式で行い、研究会は2015 年3月に分離して行うこととなった。また、この間、九州大学の研究者招聘プログラムや議論教育に関する科研費が採択されたことにより、今後の継続的な研究教育活動の拠点とすべく「ディベート教育国際研究会」とい学会組織を立ち上げることにした。本書はその学会設立に至るまでの教育・研究活動の成果をまとめ、今後の可能性を提示するものである。

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